妙経寺では、広く御檀家さん以外の方の御通夜や御葬儀のご対応も承っております。
家族だけで行う「家族葬」が増え、お通夜もやらない「一日葬」といったことも増えてきています。また最近は、戒名も付けずお葬式も行わずに火葬場に直行するケースも多いと聞きます。
古くから行われてきた葬儀式は時代の流れとともに簡略化されてきています。
お寺としては旧来のやり方で故人を送り出してあげたいという思いもありますが、妙経寺では喪主様の意向をお伺いした上で柔軟に対応させていただければと考えています。
また、法要は全て、日蓮宗の法要式に則った形式にて執り行いますが、生前の宗派は問いませんのでお気軽にお問い合わせ下さい。
一般的な葬儀までの流れをご紹介いたします。
1.ご連絡
事前にご相談いただくか、またはご家族がお亡くなりになられた後すぐにご連絡ください
TEL:
042-625-6223 (夜6時まで受付)
メールでのお問い合わせはこちら
2.枕経(ご希望により実施)
お亡くなりになられてなるべく早く、ご自宅に
枕経に伺います。
そこで、お通夜や葬儀の内容や流れを確認します。
3.お通夜・葬儀
一般的には夕方からお通夜を、そして翌日に葬儀(告別式)を行い、葬儀後に御棺を霊柩車で火葬場まで運び茶毘に付されます。内容はご相談下さい。
4.四十九日(納骨)
ご遺骨を持参いただきお寺で四十九日の法要を行った上で、墓地に移動し納骨するか、またはお墓の前で四十九日の法要を行いそのまま納骨することもできます。
納骨するお墓を既にお持ちの方やまだお墓が決まっていない方などさまざまかと思いますが、ぜひご相談下さい。
一般的にはこのような流れになりますが、日程や内容はご相談ください。
また、お通夜や葬儀を執り行う場所は葬儀社様の会場でも大丈夫ですし、もしくは妙経寺をご利用いただくことも可能です。
合わせてお問い合わせください。
特定のお寺とのお付き合いが無い方の場合は、葬儀全体を葬儀社に任せる方が多くいらっしゃいます。
そうすることでほぼ全ての段取りをしてもらえとても助かるところですが、その場合お経を読む僧侶も葬儀社からの手配となり、どちらのお坊さんが来るのか直前まで分からなくなります。また、お経料が割高になってしまう場合もありますので、事前にご相談いただくことをお勧めしています。
もしもの時は突然訪れます。事前に大方の流れが分かっていると、いざその時に慌てずに、安心して送り出してあげることができると思います。
お布施について
「お寺への葬儀のお布施は高い」、「お戒名料は高い」と思われている方も多いかと思いますが、喪主様に大きな負担をかけてまでお布施をご用意いただく必要はないと思っています。余裕がある場合はそれなりにお納めいただくこともありますが、無理のない範囲でお納めいただいています。
とは言え「お布施はお気持ちで・・」といっても困ってしまわれるケースも多いですし、葬儀全体のご予算もあるかと思いますので、以下に目安を記載いたします。
お戒名授与:5万円
お通夜+告別式の法要:20万円
1日葬:10万円
詳しくはお問い合わせ下さい。
最後に
残念ながら、生あるものには必ず死が訪れます。
自分自身にもいずれは死が訪れますが、祖父母や両親の方が先に逝かれることがほとんどです。
先に逝かれた方が残された家族に一番伝えたいこと、それは「命は永遠ではないんだよ」ということだと私は思います。
先に逝かれた方は、自らの死をもって残された方々に命の尊さやはかなさを伝えてくれているのだと思います。
近い親族方が亡くなられた時ほど、死について考える機会は他にありません。
先、臨終の事を習うて、後に他事を習うべし
「まずは死について考え、それから他のことを考えなさい」という日蓮聖人のお言葉です。
日々、死を意識して生きる必要はありませんが、時には死について考え、今ある命のありがたさを再確認することも大切ですね。