- ●花粉症について
- 花粉症は体内に入った花粉に対して人間の身体が起こす異物反応です。スギ、イネ科植物、ブタクサなどの花粉を吸引することによって起こります。身体の反応として、花粉を身体の外に出すためにくしゃみ、鼻水、なみだで花粉を洗い流そうとします。
最近は、園でも花粉症の子どもが増えています。目の痒みや鼻水などの症状が長く続いているときには、「花粉症」かもしれませんので一度、耳鼻咽喉科へ受診してみましょう。
また、花粉症はアレルギーの病気なので、喘息やアトピー性皮膚炎などの他の病気を持っていることもあります。早期診断・治療が大切となります。
- ●大人と子どもの花粉症の違いと症状
- <1>「くしゃみ」より「鼻づまり」が主な症状
- 子供は元々鼻水が出やすく、鼻づまりを起こしやすい構造をしています。鼻が小さいためつまりやすく、つまると花粉が入ってこないことからくしゃみも出ないということが原因です。鼻で息がしづらくなっているため口呼吸をすることが多くなります。
- <2>大人はサラサラ、子どもは少し粘っこい鼻水
- 大人の場合はサラサラした水のようなものが出ますが子どもの場合は少し粘っこい鼻水が出る傾向があります。
- <3>目の症状も高い率で発現
- 子どもの場合、目の症状も発症するケースが多く、頻繁に目のあたりをこすったりします。その他にも目の充血、目のまわりのむくみなどもよくみられます。
- ●花粉症の予防と対策
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- 外出先ではマスクをしましょう
- 天気がよくて風の強い日は外出を避けましょう
- 洗濯物は外で干さないようにしましょう(室内干しが良い)
- 帰宅したら玄関の外で衣類をはたきましょう
- 帰宅後は「手洗い&顔洗い&うがい&鼻をかむ」をしましょう
- バランスの良い食事を心がけ規則正しい生活をしましょう
- 花粉症の症状がある人は早めにマスクを着用し、できるだけ早いうちから花粉で鼻粘膜が刺激されるのを防ぐようにしましょう
- シーズン前に受診して症状が現れる前に抗アレルギー剤のお薬などを服用しましょう→花粉の季節になっても軽く済みます